HIVウイルスによって感染するのが、エイズ(後天性免疫不全症候群)です。 HIVウイルスに感染した場合、倦怠感や発熱、関節痛などの症状が現れますが、 これは数週間で治まり潜伏期間に入ります。 エイズ発病までの期間は、半年から10年と幅広く、その期間は人それぞれです。 症状は、身体の免疫力が低下し、健康であればなんの問題のない病原体、 細菌などに感染し、さまざまな症状が現れて身体が衰弱してしまいます。 まだ多くの日本人にとってエイズは、意識の低い病気かもしれません。 いまのところ十分な治療法が確立されておらず、新薬などが出てきてはいますが、 妊婦から胎児への感染率も高いとされていますので、妊活時にはかならず検査をしてください。 HIV感染者の妊娠、出産については、医師との十分な話し合いと、適切な指導が必要です。 早い時期の帝王切開などの処置が取られています。母子感染率は3割程度といわれています。
妊活・出産とエイズ
公開日 : / 更新日 :